重大な放送倫理違反

2013年10月20日の2時間スペシャルを最後に放送が打ち切られた、フジテレビのバラエティー番組「ほこ×たて」について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は1日、実際に存在しない対決を行ったよう見せかけた、などとして「視聴者の信頼を失墜させた点で、重大な放送倫理違反があった」とする意見を発表しました。

この番組、「どんな人でも絶対見破ること出来ない○○を作る職人(サンプル職人や特殊メイク職人など)」と「どんな○○でも絶対見破ることのできる人(生産者や整形外科医など)」の対決や、絶対に穴の開かない金属 VS どんな金属にも穴を開けられるドリル等の最強対決がウリでした。特に印象深かったのは「金属VSドリル」で、それぞれもメーカーが、大袈裟ではなく総力を結集して挑んだ、実に見応えのある対決でした。

しかし、2013年10月20日に放送された2時間スペシャルに出演したメーカーの関係者より、放送された対決は編集によって捏造されたものであり、実際の対決とはかけ離れた内容であったとの抗議文が会社のウェブサイトに掲載されたのをきっかけに、過去の対決でもやらせや捏造があったことが発覚。フジテレビ側は不適切と思われる演出が確認されたとして、番組は打ち切られました。