トランプ大統領、パリ協定へ復帰?

 アメリカのトランプ大統領は、昨年6月に離脱を宣言した「パリ協定」について、復帰の可能性について語りました。

 パリ協定とは地球温暖化対策の国際的な協定で、温室効果ガスの二大排出国でありながら、それまで温暖化対策に消極的だったアメリカと中国が同時に批准。当時のオバマ大統領は、2025年までに2005年比で温暖化ガスの排出量を26~28%削減する事、途上国の温暖化対策に30億ドルを支援する事を決めていました。

 しかし、パリ協定からの離脱を公約に掲げて当選したトランプ大統領は同協定を「非常に不公平でアメリカに不利益をもたらす」として、昨年6月に離脱を宣言。温暖化ガスの削減や途上国に対する援助も全て白紙に戻しました。

 トランプ大統領は、パリ協定が「悪い取引」だから離脱したとし、復帰もあり得ると語ったと言う事です。

 パリ協定の離脱を宣言はしましたが、完全に離脱するには複雑な手続きが必要で、まだ離脱は完了していません。今回の発言の真意は何処にあるのか、単に有利な条件を引き出すための駆け引きなのか、それとも深い意味は無いのか、よく判りません。